朝しっかりスタイリングしても前髪が割れてしまう…そんなことありませんか?
前髪は顔の一部ともいえる大切なパーツ。
前髪が割れるだけでだらしない・疲れた印象を与えてしまいます。
この記事では実際につむじ割れで悩んでいた美容師・みづきが、前髪が割れる原因・対策方法を解説します。
夕方まで割れない前髪を知りたい・割れやすい私にぴったりな前髪を知りたい人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
前髪が割れる原因・対策は?
前髪が割れてしまう原因として考えられるのは、
- ドライヤー方法を間違えている
- スタイリング剤との相性が悪い
- つむじ・生え癖が影響している
この3つのうちのどれかがあてはまります。
間違った方法・理由とともに対策方法も解説していきますね。
自分はどれに当てはまるか考えながら読み進めてください!
ドライヤー方法を間違えている
ドライヤーはただ髪を乾かすだけの道具ではありません。
髪の流れを整え、きれいに髪型を作る手助けをになっているんです。
前髪が割れる人にありがちなのは、正しくない向きから風を当てているケース。
前から風をごぉぉぉ~!と当てたり、適当に左右に髪を振りながら乾かしていると割れやすくなります。
髪の落ちる位置に沿って、上から下にドライヤーの風をあててくださいね。
スタイリング方法・アイテムとの相性が悪い
崩れやすい前髪を夕方までキープするために、スタイリング剤を用いる人はたくさんいると思います。
しかし、付け方・種類を間違えると、かえって前髪が崩れる原因に。
スタイリング剤の種類や、髪質・髪型に合わせた方法を選びましょう!
スタイル別・おすすめのスタイリング方法
- 前髪をふんわりさせたい
- おろしながらも横に流したい人
髪をふんわりさせたい人は、手のひらに薄くワックスをのばし、下からかきあげるようにつけてください。
そのあと手くし・コームで髪を整えれば完成です。
髪の根元を立ち上がらせることで、ふんわりとした空気感ある前髪に仕上がります。
髪をおろしながら横に流したい人は、指先に薄くワックスを手に取り毛先同士を接着剤のようにくっつけるイメージで触れてください。
髪の長さによっては毛先がばらばらとなり、目の上にかかってくることもありますよね。
毛先をワックスでくっつけておけば、髪にまとまりが出て扱いやすくなりますよ!
やっていはいけない前髪スタイリング方法
前髪はくせが強く出やすい部分なので、スタイリングで抑えようとしがち。
しかし、スタイリング剤には限度があることを頭に入れておいて下さい。
よくやりがちな失敗スタイリングとして、オイルを毛先にばかりつけてしまうケースがあります。
たしかにオイルは髪をまとまらせ扱いやすくさせる万能アイテムです。
ただ、前髪のような短い・薄い部分にオイルを付けすぎると、髪同士がパラパラと離れバーコードのような見た目に。
前髪にオイルを付ける際は、ごく少量のオイルを少しずつ足しながら付けるのがおすすめ!
つむじ・生え癖が影響している
程度には個人差があるものの、前髪に生え癖がついている人は多くいます。
生え癖と普通のくせって何が違うん?
生え癖は髪の生える方向にくせが、くせ毛は毛先にうねりがある状態を指します。
髪の毛自体のくせはない・ゆるくても、生える方向が真横だったり真上を向いていればうまくスタイリングできません。
中にはフェイスラインにつむじがある人もいるんです。
つむじや生え癖がある場合は、生えている方向と逆にドライヤーを当てましょう。
前髪が真左に生えているなら大きく右に、上を向いているなら下に向かって前髪をつぶすイメージで行うのがベスト。
ただ人によって生え癖は違うので、美容師に相談するのがおすすめ。
前髪が割れる…直し方はある?
つむじや生え癖が影響した前髪割れは、時間がたつとともに汗や皮脂、湿気で崩れがち。
途中で前髪を直したいときには、一度生え癖の部分を濡らしてみて!
髪のくせは、濡れているとリセットされ乾くと髪型が固定されます。
前髪が割れた状態の髪は、濡らさない限り状態が変わりづらいんです。
くせが出ている・割れている部分を手で濡らしたら、ドライヤーで髪をこするように乾かしてみてください。
ドライヤーがない場合は、生え癖と逆側にクリップで留めて時間がたったら外してみてるのも◎
崩れにくいようにソフトなスプレーでやさしく固めると完璧!
どうしても前髪が割れるときは美容室で相談
全部試してみたけどやっぱり割れちゃう…。
ましにはなるけど不完全かな…。
つむじ・生え癖・長年のスタイリングくせ(髪をオールバックにして結んでいるなど)は、ブローでは完全に直し切れない人も。
上記で紹介した方法を試しても前髪が割れやすい場合は、人より生え癖の影響力が強い可能性があります。
この場合は、あえて長い前髪にするのもありです。
短くして前髪が割れてしまうなら、いっそのこと長めのかきあげ前髪にしてみると扱いやすくなる可能性も。
長めになるとどこかに分け目は必要。
分け目の位置がつむじや生え癖のあるポイントにすれば、生え癖がない人より流しやすく自然な仕上がりになります。
まずは上記の対処方法を試してみて、どうしても無理だったら長めの前髪も検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
前髪が割れる原因として、主に3つがあげられます。
- ドライヤー方法を間違えている
- スタイリング剤との相性が悪い
- つむじ・生え癖が影響している
ドライヤー方法・スタイリング剤の付け方が悪いと、前髪の生え方に問題がない人でも割れやすくなります。
まずは、この2つを見直してみましょう。
もしそれでも改善しない場合は、前髪につむじ・生え癖がある可能性が高め。
生え方にくせがある人でも、生える方向と真逆に乾かせば改善することもあります。
それでも前髪のぱっくり割れが解消しなければ、長めの前髪にしてみてはいかがでしょうか。
長い前髪だとどこかに分け目は必要なので、生え癖を活かしつつうまくスタイリング可能ですよ。
つむじに悩む私は長めの前髪にして扱いやすさが増しました!
まずはこの記事内で紹介した方法を試してみてくださいね。